コンプラ違反の倒産件数について(2022年度)過去最多!
コンプラ違反の倒産件数について(2022年度)過去最多!
■倒産件数が前年度を上回った
帝国データバンクの発表によると、コンプラ違反などによる企業の倒産件数は、過去最多の300件だったことがわかりました。
2022年度の倒産件数は3年ぶりに前年度を上回りました。
コロナ禍の手厚い資金繰り支援が終了し、「物価高」「人手不足」「コロナ融資返済開始」などが要因だと言われています。
■コンプラ違反で倒産!?
物価高・人手不足などの状況の中で事業を存続させるため、コンプラ違反が発覚して倒産するケースが増加しています。
例えば…
①粉飾決済:架空の売り上げを計上し、金融聞からの借入を継続させる等
②産地偽装:ブランド維持等のために虚偽の産地を記載する等
③脱税 :納税額を減らすために経費や人件費の水増しなどをし、法律に違反する行為
■コンプラ違反倒産業種別倒産割合は?(2022年度)
サービス業 … 88件(29.3%)
建設業 … 59件(19.7%)
運輸・通信業 … 54件(18.0%)
※サービス業では「介護事業」が35件(構成比39.7%)、「運輸・通信業」では「貸物運送」が36件(構成比66.7%)と半数以上を占めた。
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