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労働者が抱える悩み

労働者が抱える悩み

2023.08.14

■社内窓口担当者に相談しにくい理由
社内に設置される相談窓口は何でも遠慮なく言ってほしいとインフォメーションされるのですが、実際に相談をしようと思っても、いつでも相談できるわけではないし、そもそも相談の仕方が分からない、いつも忙しそうだから、やっぱりいいや…となっていることが多いのです。

また、被害者が相談窓口を利用しない主な理由に、「会社に相談しても解決しないのではないか」「自分が責められるのではないか」「異動させられないか」「勝手に調査を進めてしまうのではないか」等の不安や疑問があります。これらの「不安のハードル」は窓口担当者が考える以上に高いものです。

社内の相談窓口に入る相談は「もう我慢できない」というものが多く、その前段階では「自分が我慢すればよい」「このレベルで相談してよいのか」と迷った結果、相談せずに放置してしまうこともあります。

■潜在的相談者は不安でいっぱいです。
前述したように被害者が社内相談窓口相談しにくいケースが存在します。相談窓口に相談が入らなかった結果、職場の秩序が乱れ、退職者が増加し、社外へ悪い評判が広まってしまうことにつながります。相談しやすい窓口運営のために、相談窓口を社外に委託したり、相談しても不利益にならないことや秘密を厳守することを告知することが大切です。


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